クラヴマガって?

米倉涼子がドラマ「交渉人」で体を見せる・脱ぐ役を演じるために、イスラエルの護身術「クラヴマガ」を取り入れたという。映画「イーオンフラックス」でヒロインを演じたシャーリーズ・セロンも筋肉をつけるために、ダンス、空手、柔道など数々のトレーニングの一つにこのクラヴマガを取り入れたそう。「クラヴマガ」とは、ヘブライ語のKrav Magaのことで、イスラエル保安部隊に採用された護身術である。今や、世界中の軍や警察関係者をはじめとして広まっている。一般向けには殺人術は除外された形で武道としてレッスンが行われている。もともと、クラヴには戦闘、マガには接近などという意味があるが、あくまでも防衛手段の一環である。このクラヴマガ、単なるトレーニング術ではなく、その動作の中には人間の持つ反射神経や条件反射を使う技が多く、有酸素運動をかねているのだ。

トレーニング内容

クラヴマガは護身術で武道としての取り扱いだが、他の柔道、空手などのようにスポーツとして確立されているわけではなく、競技大会などはない。競ってというよりも、まさに実践そのもの。実生活において起こりうる状況を仮定して、その状況下の中で人間の持つ本来の力を最高度に発揮できる、引き出すことに重点が置かれている。また、犯罪などの被害者などになったり不利な状況を想定して、急所を狙う手法があり、効率的に最大のダメージを与えることが考慮されている。クラヴマガの基本動作・理念は、脅威の排除、反射神経の利用、ダメージを最大限に与える、身近にある物の利用、怪我の防止などである。攻撃を仕掛けられた際に、いかに早く自分有利の体勢に持っていくかということが重要である。

カリキュラム・トレーニングセンター

クラヴマガの動きには、人間が本来備えている条件反射取り入れられており、いざという時に自然に護身の動きで反応できるという特徴がある。そのため、短期間の訓練で性別、年齢など問わず、護身スキルの取得が可能なのである。他の武道や格闘技などと共通するところはあるものの、不利な状況での護身が中心で、実践が重要視されている。ある状況の設定も的が一人だけでなく、複数だったり、素手だけでなく何らかの凶器を持っている場合など実際の場で考えられる状況を想定しての訓練である。だが、受け身というわけでもなく、激しい運動をしたと同じくらいの体力は必要。はじめは、エアロビクスと護身術を組み合わせた指導からスタートし、徐々に護身法に重点が置かれていく。イントロで基本的な動きを習得し、ハイレベルにおいては、軍、警察関係者向けのトレーニング中心のトレーニングへと移行される。身を守る手段プラス体の引き締めに使えそうなトレーニングだ。

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